確かにタンタンメン(担々麺)はひそかなブームであることは間違いない。カップ麺の元祖カップ・ヌードルすら、ついに坦坦というものを出していたのです。
坦々ではなく坦坦とするところに、きっとこだわりがあるに違いないのでしょうが、とんとわかりません。味は、辛子味噌風で比較的王道をいく味。
ただし、麺はまさにカップ・ヌードル。やや平たい細めの縮れ麺。コロチャーも入っています。さすがに元祖カップ麺は、どんなに形を変えても基本は崩さない。
味は・・・まぁ、そんなもんでしょう。格別美味しいと言うほどではない。普通の感じです。それより、面白いのは「マイ・レンジ・タイム」という副題がついているところ。
つまり、このカップ麺は電子レンジで調理するためのもので、お湯だけ入れて待っているんじゃダメというところが目新しい。
水を入れて・・・お湯じゃだめらしい。電子レンジでチン。だから何? と言われればそれだけのことですが、まぁ熱々で食べられるのが利点と言うことでしょうか。
カップ麺はいずれも、電子レンジで調理はしちゃいけないことになっているわけですが、実際のところどんなカップ麺でも、ふたを完全にとっぱらって2/3くらいの時間でチンするとけっこう旨くなるんです。
麺がしっかりする感じで、特にノンフライ系の麺では絶対チンするにかぎります。ただし、アルミ箔などが残っていると火花がちるかもしれないので要注意。火事になってもだれも責任をとってくれません。