さむっ。一昨日、夏日とかだったでしょ。どうも、こういう季節の変わり目というのは、体調を保つのが大変。かぜをひいたり、お腹をくだしたり・・・
閑話休題。
と、なにげなく書いたりしますが、これは「かんわきゅうだい」と書いて、「それはさておき」と読む。
高校生の頃に読んだ本は、星新一のショートショート、北杜夫のどくとるマンボウ、そして遠藤周作。
北杜夫は医者。船医だった経験を生かした「どくとるマンボウ航海記」や、自伝的な小説の「楡家の人々」は面白かった。
星新一は、とにかく原稿用紙数枚の中に凝縮した世界にはまりまくりました。たぶん、ほとんどすべてを読んだかもしれません。特に「ノックの音がした・・・」から始まるシリーズはわくわくしました。
遠藤周作の体表作というと「海と毒薬」でして、もちろん真面目な純文学です。一方、弧裡庵先生という呼び名も定着していて、かなりくだけたエッセイが楽しかったわけです。
そういうエッセイの中で、しばしば登場していたのが「閑話休題」だったわけで、学校の勉強よりも、読みたくて読んだ本から自然と学ぶことの方が多かったかもしれないですね。