今朝、お隣のあざみ野棒屋先生に、クリニックの床のモップがけをしているところを声をかけられました。「クリニックの清掃はスタッフの仕事ではないのですか」という質問だったのですが、うちでは朝の床の清掃は院長の仕事なんです。
もちろんスタッフも出勤してきて、朝の一番の仕事は院内清掃ですが、一応床だけは院長の責任としています。これは、たいして重みのないクリニックの歴史から説明しないといけない。
最初、開院の時は清掃業者に週に1度入ってもらい、床の清掃をしていたんです。ところが、いよいよクリニックが潰れるんじゃないかというところまで追い込まれ、自分で出来ることは自分でするしかなくなったわけです。
当然、掃除は自分で出来ることの筆頭みたいなものですから、昔の小学校の掃除当番のようなモップとモップ搾り器を用意したわけです。
これは、けっこう大変なことで、なにしろうちのクリニックは無駄に広い。一生懸命モップ掃除をすると、それなりの運動量になるのです。ただでさえ運動不足の院長としては、健康のためにもいまだに自分の仕事にしているというわけです。
とは言っても、モップで水拭きをするのは週に1回、他の日は科学モップです。ほとんどの汚れは、水拭きで何とかなるのですが、やはりそうはいかない汚れという物がだんだん増えてきます。
前回の年末大掃除では、うちのこどもをバイトにやとって、床を「激落ちくん」で直接磨くという作業をしました。スリッパを用意して、靴を脱いで上がってもらうというやり方もありますが、それはそれで大変でしょう。
まぁ、多少なりとも院長も下働きをするというのは、悪いことではないと思うので、特にこのやり方を変えるつもりはありません。なにしろ、自分のクリニックですからね。