2014年4月21日月曜日

増税慣れ

どうです、4月が始まって3週間。いろいろと新しいことが始まって、うきうきしている方もいれば、あたふたしている方もいたりするでしょう。中には、別に何にも変わらないさとクールにきめている方もいるかもしれません。

全日本人に関係するのは、消費税増税ですが、実際それほど大きな値上がり感は少ないような気がします。確かに、プラス3%ですから、日用品のような数百円以内のものでは、最大でも数十円の上乗せ。

4月は消費抑制があることが予想されていたましたから、売るほうも買い物客離れ対策はいろいろしているようで、相当実質的な価格を抑えて努力している部分がかなりありそうです。


ただ、例えば家を買おうとかいう話になると、家中のカーテンを買うくらいの額が余計に出て行くわけですから馬鹿になりません。とはいっても、こればかりは増税前に駆け込みで買って、後で後悔してもね。

とにかく、始まったことですから、慣れるしかありません。いずれにしても、数年後にはさらに2%上がって、消費税は10%になることが決まっているわけですが、いきなりプラス5%にしなかったのは、政府の思惑としては大成功とほくそ笑んでいることでしょう。

アベさんは、やたらの給料が上がったと経済の復調を口にしていますが、あくまでも大企業に限った話で、自信過剰にならないようにしてもらいたいものです。

クリニックは・・・というと、初診料や再診料が実質消費税分の値上がりがありますが、これは収入の上乗せにはなりません。むしろ、受診抑制につながっているのか、実際のところ患者さんは少なめという印象です。

在宅医療関連は、大きく引き下げられたり、条件が厳格化して、今後ますます高齢化していく日本社会なのに大丈夫かと心配ですが、これは高齢になっても自分で自分のことは何とかしろという政府の居直りのスタートなのかもしれません。

まぁ、なんにしても、3週間たつとスタートのバタバタは落ち着いてきますので、生活のペースをしっかりと安定させていきたいものです。