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2018年7月26日木曜日

曇天の赤レンガ倉庫

f/5 1/200sec ISO-100 72mm

写真は光を取り込んで記録するものですから、晴天だと明るくていいんですけど、曇りとか雨天だとどうも暗めで色彩の少なくなりがちです。

でも、プロのカメラマンは曇りぐらいの方が喜ぶこともあるそうで、一番いいのはポートレイト撮影らしい。影ができないので、モデルさんの撮影には向いているということらしいのですが、あいにくとこちらのそういうチャンスはありません。

そこで、いろいろと曇りでの写真の撮り方を検索してみると・・・

まず、通常より露出を少しオーバー気味の明るめの撮影をしろということらしい。確かにごもっともです。

そして、やや青みがかった写真になりやすいので、ホワイト・バランスを調整して、少し赤味を足した方が良いとのこと。実際、カメラのWBの設定で曇りを選べばいいわけです。

撮影すときは、空は灰白色でめりはりがないので、あまり画角の中に入れないようにしなさいということも云われています。

というわけで、多少そのあたりを意識して曇り空のもと、港ヨコハマ、赤レンガ倉庫の撮影をしてみました。レンズは、当然、自分のデフォルトであるAF-S NIKKOR 28-300mm f/3.5-5.6G ED VRです。

てっぺんの避雷針?が入るぎりぎりのところからで、空はできるだけかっとしたつもり。構図的にはあまり変わったことはせず、煉瓦造りの壁面を左右対称に切り取りました。下と左右に対称性を崩す余計なものが入らない程度にズームを動かしています。

それほど面白みのない写真ですが、曇り空のどんより感はだいぶ少なくできているかなと思います。

f/5.3 1/200sec ISO-100 112mm

これは、新旧の有名な建造物を対比してみたところ。ランドマークが高いですから、どうしても曇り空が多めに入ってしまうし、周辺減光も白い分だけ目立ってますね。右上に向かって、赤レンガ倉庫が対角線的にもっと入り込むとよかったのかなと思います。

f/5.6 1/40sec ISO-100 200mm

赤レンガ倉庫は特徴は、鉄の骨組みと赤レンガの組み合わせだそうです。建物としては裏側にあたる側を見ると、レトロな質感の鉄骨がよくわかります。この写真では、明るさを意識しすぎて表面が白くなりすぎたので、赤味を足して実際に近い色に修正しました。

写真の出来はまだまだです。出歩くチャンスが少ないので、こういう天候も味方に付ける写真を撮れるようにならないとつまらないですね。