2018年7月11日水曜日

単焦点で駅の花屋さん

f/1.4 1/100sec ISO-400 35mm

街角ぶらぶら歩きというのは、なかなか遠出ができない自分にとっては、数少ないシャッター・チャンスが転がっている時間です。

結局、それがスナップショットということなんですが、ちょっと前にスナップ用のレンズはどれがいいのかという話を書きました。

実際、ズームばかりを使っていると、あまり焦点距離を意識しないですんでしまう。ところが、単焦点レンズにすると、画角というものを否が応なしに気にすることになります。

58mmの単焦点レンズだと、やはり撮る対象をけっこう絞り込んだ感じがする。一方、35mmは何となく周囲が全体的に入ってくるので、確かにスナップには向いているというのを実感します。

ただ、何となく撮ってしまうと、デジタル時代だから「まぁ、いいか」ですませられますが、フィルム・カメラだったら、「なんてつまらない無駄な写真を撮ったんだ」と後悔しかないと思います。

たまプラーザ駅構内をぶらぶらしてみて、なんとなくシャッターを切ってみましたが、やはり絵になるのは花屋さん。正面から撮影すると、ただのスナップですが、横から店前のデコレーションを手前にしてみました。

さすがに明るい単焦点レンズですから、背景はきれいにボケました。ただ、背景の量が多すぎです。背景の面積は半分以上ありそうです。このあたりが、35mmの広めの画角の難しさなのかなと思いました。