第二次世界大戦をテーマにした映画を見ていく上で、「勉強」のための資料が必要です。ネットにあふれている情報は簡便で有益、特にWinkpediaはいつでも重宝するのですが、それだけで正しさの担保が十分とは言えません。
そこで、一冊は刊行された書籍を用意しました。ちょうど、出版されて間もないこの「地図とタイムラインで読む第二次世界大戦全史」は、地図をたくさん用いてヴィジュアルに時系列を丁寧に追いかけて解説するもので、大変便利に役立ちました。
ただし、大型本で重たいことは難点で、ちょっと持ち歩くには不向き。広げるには机にけっこう面積を必要とします。値段もけっこうするので、財布には優しくありません。
とは言え、文章ばかりの本はいくらでもありますが、もともと戦争に精通している人以外には、それだとなかなか地理的な位置関係が分かりにくく、なかなか短期間に理解するのは難しい。
その点、この本は文章による必要最小限の説明と、視覚化された資料によって立体的に戦争の進捗がわかりやすい。説明が足りないところは、ネットで補充するとちょうど良い感じです。実際、ちょっと気になる細かい話は省略されているところがあります。
まぁ、一冊くらいこの手の本があっても良いかなということで紹介しておきます。