揚州商人は、東京・神奈川を中心にチェーン展開する中華料理店で、中国のレトロな雰囲気を基調とした店の雰囲気が楽しい。
以前はあざみ野にも店がありましたが、いつのまにか閉店してしまい残念。次に近いのが、北山田店。北山田は地下鉄グリーンラインの駅ができたので、地名としてわかりやすくなりました。
今回食べたのはチャーシューメン。比較的厚みのあるチャーシューと煮玉子、わかめ、シナチクがトッピングされた鶏ガラベースの醤油味です。
揚州商人を訪れる最大の目的はこのスープにあります。
つまり、実にシンプルですが、まさにまだラーメン専門店が乱立する前、町中華のメニューの一つだった頃の味なんです。当時は少なくとも自分が知る限りラーメンは醤油味しかなかったし、そもそもラーメンではなく中華そば、あるいは支那そばと呼んでいました。
チャーシュー1枚、シナチク、なると、ほうれん草(またはわかめ)、長ネギ、時に海苔などがのった一杯が定番でした。
今でこそ、各店主が試行錯誤を繰り返し、独自のスープが乱立する時代になり、それはそれで美味しいのですが、やはり鶏ガラ醤油は味の原点と言う気持ちにはかわりありません。