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2024年11月15日金曜日

全領域異常解決室 (2024) Part 2


めちゃめちゃ面白いとこの前書いたばかりですが、現在放送中の「全領域異常解決室」がますます面白くなってきた。というよりは、第1話から今週放送された第6話までが実は序章にすぎないということがわかり、来週の第7話からいよいよ本題ということらしい。

ネットでも、このドラマの考察で話題沸騰中なんですが、とにかくここまでわかったことは全領域異常解決室、略して全決のメンバーはすべて「神」だったという驚愕の展開。

日本には古来、八百万の神がいて、彼らの魂は肉体が滅びても、また新たな生命に宿る。物心がつく頃になると神としての記憶がよみがえって来て、それぞれの持つ特殊能力によって、陰ながら人々を守っているというのです。

全決は、そういった神々が起こしてしまった騒動を丸く納めて人間によけいな心配をさせないというのが目的の組織でした。ところが、そういった神々の中でも異端児的なヒルコが反旗を翻し、神々を消し去ろうと動き出したのです。神がいなくなってしまうと、巷は不穏に陥り人々の暮らしは崩壊してしまう恐れがあるのでした。

ここまで、登場した神を紹介します。

主役の室長代理・興玉雅(藤原竜也)は伊勢神宮内宮に祀られる興玉神(おきたまのかみ)で、内宮の守護神です。人の善意・悪意を読み取る力があります。

局長・宇喜之民生(小日向文世)は宇迦之御魂神(うかのみたまのかみ)で、穀物の神として伏見稲荷大社の主祭神です。

全決のデリバリースタッフとして、度々突然登場する芹田正彦(迫田孝也)は猿田毘古神(さるたびこのかみ)でした。猿田毘古は、天照大御神による邇邇芸命(ににぎのみこと)の天孫降臨の際に道案内しました。

ヒルコかと疑われていた豊玉妃花(福本莉子)は、やはり豊玉毘売命(とよたまびめのみこと)で、実は全決のメンバーでした。

そして、第5話で千里眼の能力を発揮していたのは市寸島比売命(イチキシマヒメノミコト)でした。市寸島比売命は、宗像三女神の一柱であり宗像大社辺津宮の主祭神です。

第6話で、病床にあった大隈邦男(吉田鋼太郎)は、大国主神(おおくにぬしのかみ)で因幡の白兎の火傷を治し、出雲大社の主祭神となっています。

そして、第6話の最後で、もう一人の主役、雨野小夢(広瀬アリス)も実は神であることが判明しました。彼女は天宇受売命(あめのうずめのみこと)で、天照大御神の岩戸隠れの際に岩戸の前で歌い踊った芸能の神です。そして猿田毘古と夫婦になったと言われているのです。

これからも、様々な神が登場し、ヒルコとの「全面戦争」に突入していくことになりそうな後半戦が、ますます楽しみです。ヒルコはいったい誰なのか、これまでに登場した人物のなのか、それとも新たに登場してくるのか。そして、ヒルコの真の目的は何なのか。もう、目が離せませんね。