2007年11月25日日曜日

松たか子/ Concert Tour 2007




松さんです。前回、今年のNew AlbumであるところのCherish Youについて書いてますが、今週今年の4年ぶりツアーのDVDが発売されましたよ。もー、1ヶ月も前からHMVに予約入れて待ってたんですから。もち、特典付初回生産限定盤です!!


今年のツアー行けなかったんで、楽しみにしていたかいがあったというもんです。DVDは今年で惜しまれつつ閉鎖された中野サンプラザでのライブ。Back Stageの特典映像満載です。さらに特典CDで誕生日のライブがたっぷりついてくるんだから、もう今からでも遅くは無い。あなた、そう、そこのあなた、すぐに近くのCD屋さんへ走ってください。



いつものようにまず1曲。新しいところから「きみの笑顔きみの涙」からすたーと。今年の松さんはナチュラル・メークですね。前回のツアーでは遠めに見ても厚化粧で、ちょっと不満が残りましたが、今回はいいですね。ストレートな伸びのある声とマッチします。あいかららず、たどたどしくボーイッシュな開会宣言の後は、最近のアルバムからの曲が出てくる出てくる池の恋。

今回は、「彼氏」らしいギターの佐橋は全体の構成担当になってバンドからははずれています。ドラム・ベースのリズム隊も変わり、キーボードは前回に続き柴田俊文。キャプチャーしたのはバックコーラスを勤める大滝裕子さんと一緒のところ。大滝さんはもう20年以上AMAZONSという女性コーラスグループに参加しているかたわら、名だたるミュージシャンのバックをつとめるベテラン。松さんのツアー全部に参加しているのは彼女だけ。

そして、初めてのツアーでゲストとしてバイオリンを1曲だけ弾いた金子飛鳥、今回はフル出場。バイオリンは金出して高いのを使えばいいってもんじゃないよ、というきれいな音色を聞かせてくれます。おまけにコーラスも。ブラスが無くなった分、派手さはなくなったが、かえって室内楽的なコンセプトで、松さんのボーカルを引き立てている感じがします。

中盤以降は、デヴュー10周年を意識して、今までのシングル曲をメドレーで、がーっと行きます。もっと聞きたぁーい。最後に2007年版「明日、春が来たら」で一応終了。アンコールで恒例となった弾き語りも聞かせてくれて大満足の2時間でした。