2008年9月30日火曜日

10月5日は都筑区公会堂で博覧会!!


都筑区医師会では昨年、防災講演会を区役所と共催という形で行ないました。これがなかなか好評で、今年も是非企画しようということになり、防災・救命担当理事としては張り切らざるを得ないことになっております。

今年は、もう少し枠を広げて危機管理ということでテーマを考えました。そこで、メイン・テーマは「新型インフルエンザ」です。

日本でもごく近い将来に大流行し、多くの人が亡くなると考えられています。このような大流行は、もはや一人ずつ順番に普通の診療していくという形では対応できません。災害医療という考え方のもとに行動しないと、被害を拡大することにつながる考えられています。

そこで重要なことは、一般の方が、少しでもあわてずパニックになることを防ぐこと。つまり、正しい知識で身を固めて行動することが大切です。

今回の講演会は次の日曜日、10月5日の午後2時から都筑区公会堂で行われますが、新型インフルエンザの基礎知識(前横浜市民病院感染部長)と対策(都筑区保健センター長)についてお話しいただきます。そして、10月から救急車の利用法が多少かわるので、都筑区消防署から救急活動についての話をしていただきます。

さてさて、今年はこけだけではありません。10月5日は防災博覧会的なのりで都筑区公会堂で他の企画もしました。

12時から公会堂前の市民スペースでAED(電気的除細動器)の使い方を中心とした救命救急講習会を行います。こちらには救命救急を専門にしている先生による心肺蘇生の話と、実際にAEDを使っていただく体験学習をしていただけます。

さらに東京電力・東京ガス・NTT東日本・横浜市水道局による防災関係の展示・実演なども行われますので、この機会を逃す手はありません。みなさんの危機管理意識を高めるためにも。是非お集まりいただきたいと思います。