お彼岸を過ぎると、さすがに秋の気配が濃厚になってきて、半袖のポロシャツ一枚では不安になります。
うちの墓所はすごく近いというのは、前にも書きましたが、巨大霊園なので、春分の日や秋分の日に行くと、周辺が大渋滞でもの凄いことになっています。そこで、ちょっとはずして日曜日に行ってきました。
このあたりでは、さすがにまだ紅葉はありませんが、北海道はすでに見頃を迎えて、すでに見物に行ってきたという患者さんがいました。家の中にもコオロギが入り込んでぴょんぴょん飛び跳ねていたりと、秋はどんどん深まっていきます。
汗っかきで夏が苦手な自分としては、これからが一番好きな季節。夏になると、「ここさえ過ぎれば」とがんばります。春になると「いよいよ暑くなる」と気持ちが重くなる。そんなことを40年以上も繰り返してきたわけです。
ただし、今年の冬はちょっと違います。いよいよ50代に突入するんですよね。肉体的には40代は30代の続きと考えていますが、精神的には40代からはは50代に近いように思います。50代からは肉体的にも精神的にも違うのではないかと想像しています。
そういう意味で、50代になってから開業するのは大変だろうと思っていたわけです。人の一生を春から始まる一回巡る四季に例えるなら、50代からはいよいよ秋になるという感じでしょうか。
と、いうことは、自分の一番好きな季節ですから、楽しみにしている部分もあります。今まで培ってきたものを、一杯実らせることができるようにがんばりたいと思います。