東京女子医科大学膠原病リウマチ痛風センター・・・長い名前でしょう。最近、センター長が山中寿教授に替わりました。山中先生は、日本の関節リウマチ治療の最前線で多くの業績を誇る、世界に自慢できる先生です。
何しろ面白いのは、内科医なんですけど日本整形外科学会に古くから入会していること。整形外科医で内科系の日本リウマチ学会に入会しているのは珍しくもなんともありませんが、内科医で整形外科の学会に入っている先生はまずいません。関節リウマチの診療をしていく上で、整形外科的な部分も重視されていることは頭が下がります。
さて、そのリウマチセンターは新宿の河田町にあるわけで、外来は当然そこにあります。しかし、実は病棟をもっていないクリニック形式なんです。病棟は、神宮外苑のすぐ近くの東京女子医科大学付属青山病院というところを使っています。
このことは医者の移動も大変なんですが、何よりも患者さんへかける負担が大きい。形式的には、外来と入院が別病院ということから手続き的にもいろいろめんどうが付きまとうのです。
いいところは・・・神宮外苑花火大会が間近でみれること、くらいかなぁ。
もうひとつ、神宮外苑が近いわけですから、こんなテレビドラマにもしばしば使われるような光景が散歩がてらに見れるんです。だからどうだということもないのですが、以前は随分と自転車でここを通り抜けて移動していました。
ただセンターの病棟が本院の中に移ることになるようで、こういう景色が身近に見れるのもそう長くはないかもしれません。