ずーっと、ずーっと昔。ラジオの深夜放送というものが人気があって、眠いのをがまんして必死に聞きまくったのです。
時は、70年代。TBSラジオではパックイン・ミュージック。ナチチャコパックというのがありました。声優で人気があった野沢那智さんと白石冬美さんがパーソナリティ。なんか、人生相談っぽいところもあって、ユーモアと涙ありの数時間。むさぼるように聞きました。
そして、文化放送ではセイ・ヤング。アリスの谷村新司がつとめる曜日が人気でした。いちご白書をもう一度のばんばひろふみとの掛け合いが無性に面白かった。
ラジオはテレビと違って画面が無いので、音に集中できるので、内容をしっかり聞く。同世代のものは皆同じ番組をしっかり聞くので、情報を共有して同じ価値観を持つことができたのかもしれません。
今は、あまりに情報源が多すぎる。テレビだって数チャンネルあれば、物理的に見切れるものじゃないのに、どんどん増えていて、皆が共通に見ることも少なくなった。自分のみたい物や興味を持つ物しか見ないですんでしまう。
価値観はどんどん多様化してしまい、お互いの常識はかけ離れていく一方です。自由という言葉は響きはいいけれど、不自由があるから自由の大切さがわかるわけです。
今夜は遅く帰宅したので、帰りのタクシーの中で書くことを考えていましたが、これ以上思いつきませんでした。
おやすみなさい。