遼君、アメリカで予選通過。やりましたねぇ。日本人としては最年少記録だそうです。WBCでは日本も韓国に雪辱して、2次ラウンドを一位通過。
スポーツの世界では、一つ一つに一生懸命に頑張っている日本人が、あちこちにいるわけです。
国内では・・・う~ん、いまだによくわからない政治。息も絶え絶えの経済情勢。医療事情も混沌としているのは、あらためて言うまでもないわけです。
この数年続いている医療費削減で、萎縮し続ける医療機関。昨年の後期高齢者問題で、患者さんも受診抑制に入っている印象を持っているのは自分だけでしょうか。
税理士さんに言わせれば、高齢者の方の収入が減ったわけではないので、抑制する理由はないはずとのこと。確かに実際にはそうかもしれませんが、確かに「このくらいのことで病院に行くわけにはいかない」という気分にさせられたことは間違いないように思います。
「このくらいのこと」の中には、たいしたことはないものも含まれているかもしれませんが、体にとって大きな問題があるかもしれません。
今の日本の医療行政が、国民の安心をへし折っているということが問題なのです。そこには医者の加担もあるのだろうと思うと、大変申し訳ない気持ちもあるのですが、医者は結局一人一人の患者さんの困っていることを取り除くことで安心を提供するしかありません。
今日の午前中は、昨日が休みだった関係であわただしく、いくつかミスがあり、患者さんにご迷惑をおかけしました。これは、安心の提供ということからすれば大変にまずいことです。
患者番号を間違えて、来院していない患者さんがあたかも来院しているかのように登録してしまったこと。
逆に、来院しているのに登録を忘れて長い時間待たせてしまったこと。
帰りに診察券を間違えて、別の患者さんに渡してしまったこと。
診察していない患者さんをリハビリ室で呼んでしまったこと。
小さなクリニックですから、すぐに間違えに気がついて取り返しの付かないような事態にはなりませんでしたが、自分を含めてスタッフ全員がしっかりと「確認」することを怠っていたことが最大の問題だと思います。
もう一度、システムを点検し修正すべきことをよく考えて、このようなミスを犯さないように努力しなければいけません。忙しいときほど、慎重さが重要だということを再確認したのでした。