昔、NHKの朝の連続テレビ小説「おはなはん」が始まると、街の人通りがぴったり途絶えた、と言います。
今日のクリニックはまさにそんな状態。10時を過ぎたら、患者さんはポツンポツンとなり、ほとんど閑をもてあます状態となりました。
なんで?
もちろん、WBC決勝戦が始まったからでしょう。クリニックのテレビで、ちょこちょこ観戦していて、点が入り、点を取られるたびに、そのときクリニックにいた患者さんといっしょに拍手やら、ため息やらと何とも不思議な状態。
昼休みになって、試合はクライマックスへ。いつもは医師会の毎週の会議で昼は出かけるのですが、今日はこのことがわかっていたのか、会議はもともとありませんでした。おかけで、ゆっくり観戦できる・・・
と、思いきや、今日は昼に体操教室をやっている火曜日。体操をするメンバーが集まってきて、全員で観戦です。もう、体操どころじゃありません。
9回裏、あ~同点じゃん。早く終わってくれないと、午後の仕事に差し支えるよぉ~。そして10回。タイブレークになっちゃうと、後攻の方が有利でしょう。何とかこの回で決めてほしい。
きっと、日本中のファンの声が届いたのか、今大会不振と言われ続けたイチローが最高の場面登場。そして、きっちり仕事を果たして勝ち越しです。
その瞬間、クリニック内では、体操メンバーの黄色い歓声が渦巻きました。きっとスポーツカフェみたいなところも、こんな雰囲気なんでしょう。
何とか、昼休み内に日本の勝利となり、あ~よかったぁ。
昼休みにこんなに疲れたのも珍しい・・・