2009年6月14日日曜日

ちょっとひっかかること 3

こっちは中年のおじさんですから、ちょっとひっかかるなぁ、と思い出したら何でも気になります。あれも、これも、おやっと思うことばかり。

だからと言って、何か行動を起こすわけではないわけで・・・だから小市民のおっさんなわけでして。

例えば、日本郵政の社長人事の話。単純に一般の会社なら、確かにいろいろおかしなところがあって、社長の続投については疑問があるかもしれません。

それなら株主総会みたいなところで決まるのでしょうから、そもそも誰かに任命の権限があるというのがおかしい。

郵政民営化を進めた竹中さんは、民間の問題に閣僚が口出しするのは筋が違うと発言していますが、そもそもそういう権限が政府にあることで純粋な民間企業とは言えないわけで竹中さんの発言そのものにはひっかかります。

じゃあ、鳩山さんが正しいかというと、ご本人は最高のパフォーマンスと思っているかもしれませんが、自分にはただの意固地になっている頑固オヤジにしか見えませんし、自分が正義だと言うのには鼻白むしかありません。

そもそもかんぽの宿の売却問題では、確かに安すぎるというのは正しいのでしょうが、ひとつひとつの資産をそのままの値段ではだれも買わないくらいの物なのですから、まとめて安売りというのが必ずしも悪いとは思えません。

鳩山さんは、そんなに気に入ったのなら相場価格で買ってホテルとして経営してみたらどうでしょう。

総理大臣も、閣僚の辞任は4人目ですが、いずれあれこれ言われてからのタイミングの遅れた決定で、どう見てもリーダーシップがあるようには見えません。

閣内不一致の誤解を生んでいるような印象を与えそうなので・・・という説明をしていましたが、印象どころか、誤解どころか、完全な不一致でしょう。

こういう政治家の発言には国民はうんざりしているということがわからないのでしょうかね。そういう感覚の中で育つことが政治家の世襲の問題点なのかもしれないですね。