日本では忌野清志郎が死去したのは、ついこの前のことでした。
昭和の時代には、ほとんどの日本人はアメリカからの文化に毒されていました。音楽もドラマも映画も、アメリカ物が一番。日本には聞くべき音楽もなく、見るべき映画もないとでも言わんばかりだったのです。
清志郎はそんな時代に、日本の音楽を主張できた数少ないミュージシャンだったと思います。
今朝のニュースで、まずびっくりしたのはファラ・フォーセット死去でした。アメリカのテレビ・シリーズであった「チャーリーズ・エンジェル」で日本でも一気に人気がでました。
当時はこのポスターはどこに行っても見ることができました。シャンプーした後に、ドライヤーでぼさぼさに乾かしたような髪型が話題になり、多くの日本の若い女性は真似していたといいます。
つい数日前にガンで闘病中で、かつてのパートナーだったライアン・オニールが求婚したという話題を聞いたばかり。またこれで時代の終わりを感じるわけでした。
と、思っていたらさらにびっくりのニュースが飛び込んできました。マイケル・ジャクソン死去。この人、同い年なんです。ビート・イット、スリラーのあたりは、まさにアメリカン・ポップスの王様でしたが、そのあとは痛すぎる。
最近はイギリスで復活コンサートをするって、本気かいと思っていました。まぁ、亡くなった方をとやかく言うモンじゃありませんが、尽きるべくして尽きたという気がしないでもない。これも時代の終わりの一つであることには違いありません。