・・・と、書いて「ダテ」と読む。デートではありません。伊達公子が、WINBLEDONの招待選手に選ばれたというニュースにちょっと感動。
自分も一応は大学では硬式庭球部主将をやった男です。今や見る影もありませんが、テニス関連の話題には知らぬ存ぜぬを決め込むことはできません。
自分が現役でテニスをやっていた頃のスター選手は、コナーズ、ボルグ、マッケンロー、エバート、ナブラチロアといったところ。
日本人は、まぁいなくても困らない存在でした。唯一、沢松和子さんがダブルス優勝という突然変異のような快挙がありました。神和住がちょっと年取ってきて、せいぜい、福井烈くらいでしょうか。
少しずつ世界で活躍できる日本人選手がでてきて、伊達公子もけっこうがんばりましたよね。なんといっても日本人で初めて世界ランクベスト10入りしたわけですから、そりゃ頭が下がります。
1996年に一度引退をしましたが、昨年4月現役に復帰。来年は40歳になろうというのですから、そのバイタリティには敬服します。
伊達は最初の現役時代は確かに凄かったが、たえず緊張の中での生活だったのではないかと思うんですよね。いつでも、上に上にという思いが先行して余裕がなかったんではないでしょうか。
それに比べて、復帰後は本当にテニスを楽しんでいるように見えます。もちろん、気持ちは一杯で大変だろうと思いますが、昔のような気負いが少なく、勝っても負けても一つ一つの試合を悔いの無いように戦っていることが、楽しんでいるように見える原因なのかもしれません。
まぁ、当然WINBLEDONで上位に食い込むことは無理かもしれませんが、伊達らしいテニスで我々を一試合でも楽しませて貰いたいと思います。