あなたは、シャツをズボンの中に入れますか? それとも、ズボンの外に出して着ますか?
そんなことで、自民党の細田幹事長は、小池百合子さんに「おじさん」臭いところを指摘されてしまいましたね。シャツは種類によって、出して着るか入れて着るか決まっているようですから、おしゃれにうるさい人なら、ちゃんとこだわりをもって着こなしているんでしょう。
でも、ファッションの自由化は止まるところ知りません。ある意味何でもありという状態なので、絶対的な着こなしなど個人の主観によってどうとでもなる。
「このシャツはズボンの中には入れてはいけない」などと指摘しても、実際本来ズボンの中に入れるべきワイシャツを出して着るのもありなわけですから、個人的には幹事長さんは好きではありませんが、ちょっと可哀想な感じがするのでした。
実際のところ、自分の場合は圧倒的にズボンの中に入れていることが多い。カラフルなカジュアル系のワイシャツの場合は下にTシャツで、上に羽織る感覚で出していることがあります。またジーンズ系の場合はさすがに出している。
まぁ、たいてい持っているシャツはワイシャツなので、出しようがないというのも現実ですが。ただし、ワイシャツはごく一部の例外を除いて、ほとんどがボタンダウン。
なんでかというと、昔から手術の時に着替えるわけですが、ボタンダウンだとネクタイをゆるめるだけで外さなくても、Tシャツのように脱ぎ着ができるのです。
研修医のころは手術が終わると、一目散に着替えて手術室の出口の患者さんの乗ったストレッチャーを受け取り病棟に戻らなければならなかったので、とにかく着がえに時間がかけられなかった。ボタンダウンなら頭からかぶって、ボタンを2つとめ、ゆるめてあるネクタイをキュっとしめればOK。
そんなわけで、ボタンダウンの習慣がしっかり身について離れないのでした。