2011年1月11日火曜日

タイガーマスク運動


たった一人の思いつきだったのでしょう。恵まれない子どもたちに、ちょっとしたクリスマス・プレゼントを贈る。でも、照れくさいから、タイガーマスク・・・いや、伊達直人を名乗る。

タイガーマスクは、おそらく40歳以上なら知らないものはいない。孤児院で育った伊達直人は、成人して虎の穴に入門。虎の穴は悪役プロレスラーを養成する組織で、裏切り者は許さない。虎の穴を脱出した伊達直人はタイガーマスクとして、送られてくる刺客と戦うことになった。プロレスで得た収入は、孤児院に寄付していくのだった。

年が明けて、伊達直人を名乗るさまざまなこどもへの寄付が続いて、今日で100件を軽く超えているとのことです。もはや、タイガーマスク運動と呼ばれ始め、善意の連鎖反応は数ヶ月は続くと言われているようです。

これを笑うことはできません。どんなことにせよ、何らかの行動で示すことができる人は素晴らしい。よけいなことは考えずに、素直に拍手したと思います。