戦後生まれの高度成長期にこども時代を経験すると、お菓子というとチョコレート、キャラメル、ガムといった外国製のものが花形でした。
日本製のお菓子は、あまり食べた経験がなかったですね。秋の近くの神社に縁日では、あんず飴とソースせんべいが大人気でしたけどね。
今で言うスナック菓子と呼べるものは、まだありませんでしたから、それに近いものというとポップコーンとポテトチップということになりましょうか。これはお菓子の中でも、特に高級品で、そこらのお菓子屋さんには売っていませんでした。
親がたまに外国品を扱うスーパーに行ったときに買ってくることがあって、このときはもう狂喜乱舞みたいな感じだったと思います。
姉はポテトチップが好きで、自分はポップコーンの方が好きだったので、ちょうどうまい具合に担当が分かれて都合がよかったわけです。
最近は、残念なことに一番単純な塩味のポップコーンって見ないですよね。なんかキャラメルとかがかかっているような、こういうのは邪道ですよね。ポテトチップねただ塩味とか、せいぜい海苔塩くらいが一番旨いと思うのですが、皆さんはいかがですか。