ハンバーグはこどもの定番、大人もまず嫌いという人はいない料理です。なんでしょうかね、とにかく美味しいわけで、どんなパターンでもはずれはない。
スタンダードはデミグラスソース。それがないときは、ケチャップでもとんかつソースでもいいでしょう。和風のテリヤキソースもいいし、ポン酢おろしで食べるのも悪くない。トマトソースで煮込みにするのもグッド。
こどもの頃に、母親が作るメニューの中にハンバーグは当然あったのですが、これは衣の無いハンバーグと呼んでいました。ということは、衣のあるハンバーグというのもあるわけで、もうお察しの通り、それはメンチカツのことだったんです。
たぶん、厳密にはメンチカツとハンバーグは違うわけですが、でもメンチというのはひき肉の意味(mince)ですから、もうほとんど似たようなものです。
青山通りのスーパーの紀伊国屋の道を挟んだ反対側、ちょっと入ったところだったと思いますがコロッケ屋さんがあったんですね。もう、50年近く前の話ですから、ほとんど記憶はおぼろげで、間違っているかもしれません。
とにかく、ここにたまに行って、できたてのコロッケやメンチカツを食べたんです。いや、もう、美味しいのなんって。ですから、当時は衣の付いたハンバーグのほうが圧倒的に好きだったと思います。
最後に美味しいハンバーグの焼き方は、と言うと・・・絶対に炭火の網焼きです。これは、間違いない。キャンプに行ったときくらいし、なかなかできないことなんですけどね。最初に表面を焼いて、肉汁を閉じ込めてしまうので、美味しさが逃げません。是非、お試しを。