昔はコーヒーも紅茶も、ミルクと砂糖を入れないと飲めませんでした。
大学に入学して最初のオリエンテーションで、当時の病院長が「君らも医学生になるのだから健康を考えてコーヒーに砂糖を入れるのはやめなさい」と話しました。もう亡くなられましたが、今で言う生活習慣病の権威の先生だったのです。
実はこの先生、病院の食堂でそばとかを食べるときには汁を飲み干すんですよね。塩分取りすぎでしょうが、まぁ医者なんてそんなもんでしょう。
とりあえず、まだまだ純粋だった(?)自分は、以来コーヒーや紅茶に砂糖とミルクを入れなくなりました。ちょっと大人になった気分もあったりして、まんざらではありません。
実際、入れない方が、しっかりと香りを楽しむということもできて美味しいと思います。特に紅茶は、茶葉本来の甘みがあることに初めて気がついたものです。
ふだん飲むのは、圧倒的にコーヒー。当然ブラック。以前は豆を買ってきてドリップでしたが、今はインスタント専門になってしまいました。何と言ってもお手軽なんです。ただし、いろいろなインスタントを飲み比べた結果、とにかく飲めるインスタントはマキシムという結論に達しました。
ネスカフェやブレンディは粉っほいのです。まぁ、結局好き好きなので、あまりこだわってもしょうがない程度の話ではありますが・・・