鶺鴒鳴(せきれいなく)とは、七十二候のひとつ。二十四節気の白露の次候にあたるわけで、暦の上では秋真っ只中というところ。
鶺鴒というのは、鳴くからには鳥の一種。それほど珍しい鳥ではないということですが、もちろん「あー、鶺鴒が鳴いている」とはっきりと認識したことはありません。
ところが、セキレイというのはクリニックのある港北ニュータウンでは、わりとよく知られた言葉。
これは、ニュータウンの中をいろいろと散策して歩くためのコースが、「せきれいの道」と呼ばれているためです。自動車とは分離した、安心して散歩のできる道が整備されている緑の豊かなコースで、「緑道」とも言います。
きっと、早渕川がニュータウンの真ん中を通っていますから、この川辺でセキレイの鳴き声を聞くことができるんでしょうかね。