禾乃登と書いて、「こくものすなわちみのる」と読むのだそうです。今日から、処暑に入って末候となるわけです。こうやって七十二候を追いかけてみると、いっそう季節の移り変わりとは早いものだと思います。
こくものとは、穀物のことなんでしょう。さらに、はっきり言うとお米のこと。8月になると稲の花が咲いて、今頃になると実がなってくる、すなわち稲が実って米でできてくるということ。
もうじき稲の刈り入れの頃を迎えるわけで、季節のイベントとしては本格的に秋を連想させるものです。ところが、今年は特に厳しい暑さが続いていますし、ゲリラ豪雨がいつ来るかわからない。
さらに、台風もちらほら出てきました。農家の方は気が気じゃないでしょうね。自然を相手にする仕事は、本当に大変だと思います。
とりあえず、まだまだ暑そうな空が広がっています。雲の形は、ちょっとだけ秋っぽさが出てきたかもしれませんね。