やっとのこと、消費税の増税を、総理大臣が、発表、しました。
もう、とっくの前から既定事実として決定されていたことであり、「景気の動向を見て」とか言っていましたが、そんなのは政治家得意の建前論であることは、国民はわかっていました。
諸外国は、もっと高い消費税だからとか説明される場合がありますが、それに並ばないといけないという決まりがあるわけではなく、あくまでも国内事情が大切。
自民党は基本的に何でも大企業優先で、露が下に向かって降りてくる方式なのは昔から変わりません。 今までも、消費税を上げた政権は、たいてい次の選挙で大敗したりしているんですが、今回のアベちゃんはどうなるでしょうかね。
・・・って、この話題は、ほぼあきらめムードで、これ以上書く事も無いよなぁ。
うちのクリニックは、ほとんどが保険診療ですから、自費分の消費税の付け替え作業はそれほど多くはありません。普通に物を販売しているお店は大変ですよね。
消費税は最終消費者が負担するという大原則があるのですが、医療にかかる消費税は最終消費者である患者さんに転嫁することができません。
ですから、治療に必要ないろいろな物品(薬とか包帯など)を購入して、増税分を支払っても、それを回収できる見込みはないわけです。実質的に収入減は避けられませんね。
いろいろと頭が痛いことが続きそうです。