マイケル・ジャクソンの新譜が発売されました・・・って、マイケルが亡くなってから5年。ベスト盤とか、リミックス盤とかではなく、まったく新しい新譜だっていう。
もともと生前に発売された最後のオリジナルのスタジオアルバムである''Invincible''の未発表音源だそうで、このアルバムのためにかなり使われなかった大量の音源が残されているらしい。
それらの中から、今の時代に耐えるものを厳選して、新たなアレンジを加えたりして完成したのだそうで、基本的には「新曲」なんだそうな。
先頃、亡くなってから稼いだ額の番付みたいなものがニュースになっていましたが、マイケルはダントツの1位。遺族にも、気が遠くなる収入をいまだにもたらしいるらしいです。
それにしても、このアルバム、実質的には8曲で、40分に満たない収録時間。まぁ、演奏部分を引き伸ばせば、いくらでも時間は稼げるでしょうが、マイケルのボーカル・トラックに絞ったと言えば聞こえはいい。
未発表音源というと、ファンは飛びつきたくなるものです。でも、未発表ということは、「お蔵入り」という言葉がありますが、発表するほどではないとか、発表する価値がないと、マイケルをはじめもともとのスタッフが判断したもの。
あくまでも、未発表音源集としてそのままでマニア向けに発売するならまだいいのですが、今の時代の「新譜」として出すことには、その努力は否定しませんがどうもぴんと来ないところです。
たまたまスマホを新しくしたら、無料でダウンロードというオマケがあったので聴くことができたんですが、わざわざ購入はしないなぁと思いながら、やはり時代は終わっていたことを確認したわけです。