2014年8月5日火曜日

ワイルド・キャンプ

台風12号の影響で西日本、特に四国ではものすごい量の雨が降って、さぞかし大変。台風11号が遅れて上がってきているので、一難去ってまた一難というところ。

大雨による事故というのは、関東でもありまして、丹沢のキャンプ場の事故は痛ましい限りです。自分もこどもたちが小さかった頃は、せっせとキャンプ場に行っていたので気になりました。

那須でキャンプしたときに、大雨で管理者から注意されたことがありました。サイトが比較的高いところにあったのと、上に川や湖が無い場所だったので、早めにテントの周囲に深い溝を掘ったりしてじっとしていました。

箱根では、大量の雹が降ってきて、テントが破れるのではないかと心配しながら、ぼこぼこ当たる音を聞いたこともあります。大風でテントが飛ばされそうで、通常四隅に打てばいい杭を倍使ったり、木立にも紐で結んだりもしました。

いろいろと経験しましたが、少なくとも川の中洲にテントを設営するキャンプ場というのは見た事がありません。だいぶ前に中津川のキャンプ場で、中洲で遊んでいて増水による事故が起こった事がありました。

キャンプに行くと、ちょっと自由になって冒険心を満たしたくなるものですが、やはり中洲というのは好天が続いているときに、ちょっと渡ってみるくらいの場所と考えたほうがよさそうです。

電気も使えて、サイトもきれいに整備されたキャンプ場は安心ですが、時にはワイルドなところも確かに面白い。

本栖湖のキャンプ場は、キャンプスペースは決まってなく、空いていれば好きなだけ広く使えます。ただし、地面は凸凹で斜面になっていたりと、いかにうまく平地を確保するかが重要。そのかわり、自然の中にうまく溶け込む気分は満喫できます。

キャンプはオートキャンプと言えども、いろいろな危険を伴う可能性があるわけですから、過信は禁物。夏休みはこれからが本番。もう、悲惨な事故が起きないといいですよね。