・・・と、言えば甲子園。
昨日は今年の夏の甲子園大会の決勝でした。三重高と大阪桐蔭の対決となり、大阪桐蔭の逆転勝ちで、さぞかし盛り上がった事でしょう。
それにしても、高校野球については、多少の疑問というものがあって・・・
そんな大袈裟なものではありませんが、とにかく金がかかっているということ。知り合いの某有名高校、今回も出場した学校の先生に聞いたら、とにかく甲子園に行くとなると大変だそうです。
ユニフォームやら道具を新調し、選手たちの宿舎を確保。数百人の応援団をかき集め、バスをチャーター。
昔は、日帰りでしたが、バスの運転手さんの連続走行距離に制限が出来たため、今はその日のうちに帰って来れない。
応援団の宿泊の手配、数回分の食事の用意等は、確かに考えただけでも相当なもので、とにかく一試合でも数百万円が必要になるそうです。
教職員や生徒の父兄、卒業生などから寄付を受けてのことですが、そもそもその寄付を募るのも大変苦労する。応援に行くとなると、自分の夏休みの予定も立てられないし・・・
オリンピックだって、聖地はアテネに固定ですけど、開催地は世界を巡るわけですから、「甲子園」は聖地として扱い、開催する球場は全国を順番にまわってはいけないですかね。
せめて、春は東京とかに分散しても・・・まぁ、無理でしょうけど。
あと、もう一つ。各都道府県から出場できるのが一つの高校というところ。この不公平感だけは、何とかして欲しい。
甲子園をめざして頑張っている高校球児の数を考えると、どこと比べてとは言いませんが、東京、神奈川あたりはあまりにハードルが高い。政治選挙の一票の格差と同じことが、確実にあるわけです。
まぁ、とりあえず、そんなことを言ってもしょうがない。また、来年を目指して、球児たちはがんばりが始まります。