ザクロは果実として扱われていますが、自分が子供のときはすぐ近くの家にザクロの木があって、いつも目にする普通の木の一つという印象でした。
さらに、まずいことに熟した実がいつも道路に落下した光景をしょっちゅう目にしていたのです。
これはまさに「石榴を割ったような・・・」という表現に相当するのですが、たぶん推理小説のどれかで読んでいたのだと思いますが、道路にいくつも落ちて割れ、踏まれてさらにぐしゃぐしゃになっている様子は気持ちのよいものではありません。
医者になってみると、ごくまれに悪性腫瘍を未治療で放置していて、体表面に盛り上がった部分が爆発してから病院を訪れる方がいて、それも似たような表現で表されることがあったりします。
そんなわけで、食用になることは以前から知っていましたが、どうもイメージが悪すぎて・・・
でも、今もザクロは近所に木があってよく見るのですが、この家の方は道路に実を落とすような事はしないとみえ、そんな怖い思いはしなくてすんでいます。
夏の高い青空のもと、ぷっくらとなったザクロの実は、けっこう絵になる感じです。
まだまだ猛暑が続きそうですが、体調維持にはザクロは役に立たなさそうです。女性ホルモン類似物質が含まれるというので、ザクロジュースというのが一時流行ましたが、実際効果は内容です。寄生虫の駆除の効果はあるようですので、もともの時には・・・