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2019年3月9日土曜日

映画 ホタルノヒカリ (2012)

日本テレビで2007年に放送された、ひうせさとるのマンガを原作とするテレビドラマが「ホタルノヒカリ」で、はじけまくった綾瀬はるかがブレークするきっかけとなりました。

2010年に、パート2である「ホタルノヒカリ」が放送され、そしてその後日譚として映画が作成されました。テレビ版に続いて、監督は吉野洋、脚本は水橋文美江が担当しました。

雨宮蛍(綾瀬はるか)は、会社ではキレキレの「できる女」ですが、家に帰ると縁側でビールを飲みゴロゴロしているだけ、手が届かないものは数センチ先でも取らない「干物女」と呼ばれています。高野部長(藤木直人)は蛍の「できる上司」で、ひょんなことから蛍と同居することになり遂に結婚。

映画は、イタリアへ新婚旅行に行くことになり、ローマでのドタバタの末、めでたしめでたしということで、まぁ中身的にはあまりたいしたものは無く、ドラマを見ていなかった自分でも問題ありませんでした。

さすがに、綾瀬・藤木のコンビは息の合ったギャグで、大いに笑わせてくれます。コメディが得意の綾瀬はるかの役柄の中でも、ダントツに壊れたキャラクターで、これほどまでにバカができることに拍手を送るしかありません。

映画のゲストである松雪泰子の壊れっぷりもなかなかのもので、見る目が変わりました。一方、NEWSの手越祐也は今のチャラいキャラと違い、映画の中で唯一ギャグの無いまともな青年というのも面白い。

お堅いことは考えず、俳優陣のはじけっぷりとたっぷりのローマの有名観光地を楽しむ2時間です。