ポルシェは、ドイツの自動車メーカーの一つ。
一般に手に入れることができる高級車の中では、何となく別格と言う印象があるのはどうしてでしょう。
山口百恵の「Playback Part2」で、冒頭、阿木燿子の歌詞は「緑の中を走り抜けてく、真っ赤なポルシェ」と歌われました。目の前を通り過ぎていくように思いますが、実は「ばかにしないでよ」と怒っちゃう本人がハンドルを握っている。
1978年の当時、NHKは宣伝になるという理由で商品名は一切出してはいけないという方針でした。ですから、山口百恵はNHKでは「・・・真っ赤な車」と歌わされていました。そんなことも話題になり、ポルシェはスペシャル・カーというイメージを助けてたかもしれません。
個人的には、大学に入学した時、教授の一人がポルシェに乗っていたのが有名でした。学生担当だったのか、ずいぶんと偉そうだったので、よけいにそういう人が乗る車ということになっちゃった。
ポルシェのエンブレムは、何か自動車の物としては複雑です。実は、本社のあるシュトゥットガルト市(跳ね馬)とバーデン=ヴュルテンベルク州の紋章(鹿の角)を組み合わせたものだそうで、格式高いヨーロッパの中世の雰囲気を醸し出しています。
そんなポルシェですが、紆余曲折あって、今はフォルクス・ワーゲンの完全子会社になってしまいました。
実は、いつも通勤で通る近くに正規店があるんですが、一番安くて700万円くらいからですが、ポルシェらしいポルシェは一千万円以上。まぁ、自分と釣り合う車ではないので見に行く気はありませんけどね。