2020年8月14日金曜日

海老煎餅を作ってみた


 海老を使った煎餅はいろいろありますが、たいていはもち米主体で、なんとなく海老っぽい香りがするピンク色。有名なのは「ゆかり」で、たぶん、つなぎより海老のほうが多い。


ゆかりと同じ物は無理としても、海老らしい味がする煎餅を作ってみようと・・・ふっとお思いついちゃったので実行してみました。


普通の切り餅を、電子レンジでチンすると、最初は膨らみますが、ほっておくとパリパリの煎餅になるんですよね。今回はそれを利用してみました。


冷蔵庫に食べきれずに冷凍していた今年の正月の餅です。都合の良いことに食紅でもともとピンク色なので、これを使います。


まず、最初のチン。これは解凍して柔らかくするためで、触ってみてふにゃふにゃになればOK。だいたい2~3分でした。


取り出して、くっつかないように水で濡らした台でできるだけ薄く延ばします。めん棒も何度も濡らしながらやらないと、すぐにくっついてしまいます。この時使う水は、うっすらとした塩水。味付けはこれだけ。


そこへオキアミを、表面を覆いつくすようにふりかけ、その上からさらにめん棒でゴロゴロ。隙間ができたら、またオキアミを振りかけてゴロゴロ。


だいたいこんなもんかと思ったら、フライパンで表面を焼きます。焦げ目ができると、より香ばしくなります。後は2回目のチン。


観察していると膨らんできて蒸気が出始めるんですが、蒸気が出なくなったら触ってみる。ふにゃふにゃ感が無くなっていれば出来上がり。やり過ぎると焦げますから注意。


さて味は・・・けっこういけるじゃないですか。自作のお菓子としては悪くない。今度は餅をトロトロになるまで煮てから作ってみようかな。