ペットボトルのお茶飲料は、各社が力を入れる激戦区。
その中で「伊右衛門」も、この春にリニューアル。味はともかく、一番驚いたのは、ボトルをぐるっと取り巻くラベルが無いバージョンも売り出したことでした。
たいていのボトルはラベルを取ると、のぺっとしてプラ感が高まるだけ。ところが伊右衛門は、ボトルそのものに、各種の縁起物をかたどってラベルレスでも、ボトルのデザイン性を高めています。
ラベル有りのものでも、最初からラベルを剥いで持ち歩きたくなる作りは画期的と言えます。そこで、むしろ積極的にラベルを除いていたんですが、最近になって実はこのラベルにも仕掛けがあった。
ボトルについたままだと、まったくわからないのですが、剥いで見るとラベルの裏面にいろいろな縁起物のイラストが印刷されているんですね。ネットを見ると、とっくに気がついて話題にしている人がたくさんいます。
これまでに確認したのは、鶴と亀、招き猫、フクロウ、だるま・・・他にはおかめとひょっとこ、狛犬などです。他にもあるようですから、全種類を見つけたくなるといううまい心理作戦です。
今週は、さらにおみくじもついて、景品付きキャンペーンも始まりました。ラベルを剥ぐことに楽しみを作ったこの企画、なかなか目の付け所に拍手を送りたくなります。