インスタントラーメンは、1958年の日清のチキンラーメンが世界初と言われています。
ただし、自分が認識した最初はサンヨー食品の「サッポロ一番」とか明星食品の「チャルメラ」、そして日清食品の「出前一丁」です。これらは60年代半ばに登場した三大即席めんと呼んでも異論はないと思います。
ただし、これらはいずれも油揚げ縮れ麺で、お店で食べる麺とは「何か違う」という印象は拭えませんでした。
1959年に発売されたマルタイの「棒ラーメン」は、今でも販売が続く人気商品ですが、他のインスタントラーメンと違い熱風乾燥によるストレートの細麺が最も特徴的。
麺の味としては本物に近いのですが、それはそれで別物という感じ。でも、何か嫌いじゃない。
今はノンフライの、ほとんど生麵と変わらないものがたくさん出ていますが、だったら普通に生麺を買う方が安くて美味しいと思います。
あえて、インスタントラーメンを買うなら、むしろ棒ラーメンを選んでしまいます。時々食べたくなる味ということなんでしょうね。