本日は救命講習会の1日でした。医師会防災・救急担当理事としての仕事です。午後は一般向け講習会。これは横浜市大の救命の先生に講師をしていただき、かなり本格的なものでした。
毎年、医師会で企画しているイベントですが、医者もいざという時のために、もう一度、しっかりと練習をした方がいいですよね。自分は当直バイトの関係で、今でも月に数回心肺蘇生をするはめに陥っていますが、普通は開業しているとそうそう経験しませんからね。
そして、ダブルヘッダーで夜の部がありまして、こちらは都筑区薬剤師会のリクエストによる講習会。最近はあちこちにAEDというものがあるが、医療関係者として一度はどんなものか勉強をしたい、という希望がありまして、それならばってんで協力しないわけにいきません。夜なので、市大の先生に頼むのは申し訳ないので、自分が微力ながら講師をさせていただきました。もっともAEDのメーカーの方にも大々的に手伝ってもらいましたが。
AEDといのは自動体外式除細動機というもので、いわゆる電気ショックの道具です。交通事故死よりも多い心臓突然死の大多数を救える道具で、都筑区では地下鉄のすべての駅の他、区役所などの施設に多数配置されています。確かに簡単な道具で、愛知万博でも利用されたニュースは記憶に新しいところです。でも、一度見たことがあるか無いかで大違いです。医者だって、見たことがないと、どうするのよ、って感じでしょう。
ちゃんと知っておこうという薬剤師さん方には頭が下がります。しかも、集まった人数が30数名という多さにもびっくりでした。そろそろ終わりという時間にも新たにお出でになるので、さらにびっくり。大変に熱心にAEDの使い方を聞いていただきました。
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