2008年1月2日水曜日

ドラゴンボールと私

実は本来、なんの接点も無いのである。作者の鳥山明といえば、自分にとっては「Dr.SLUMPアラレちゃん」の作者であって、それ以上でもそれ以下でもなかったのです。

一部のゲームフリークにとっては「クロノ」シリーズや「ドラクエ」シリーズでお世話になったのでしょうが、80年代と90年代なかばまでを一心不乱に医学生から研修医時代をすごした身としては、知る由もありません。

世の中にドラゴンボールが人気があったということは知っていましたが、時々年始のアニメ映画特集で見る程度でした。実際に手に取ることになったのは2002年12月に「ドラゴンボール完全版」の刊行が始まったときです。当時小学校の3年生だった次男が読みたがりそうだと思い買い始めました。

自分がこどもの頃に買った漫画はたいてい10冊もあれば大長編という扱いでした。サイボーグ009は確か12冊で途中やめ、巨人の星18冊とかあしたのジョー20冊なんていうのは破格の扱いでした。まぁ、毎月2冊ずつでせいぜい半年くらいで終わりだろうと思って買い始めたら、これが長い。全部で34冊+番外2冊の36冊で、最後が出たのが2004年の4月、あしかけ3年ですよ。最後の配本の時は、さすがに涙を流して完了を祝いました(そんなわけないだろ!!)。

そしたら、完全版の刊行にあわせて、ケーブルテレビで最初から放送されるは、DVDは発売されるは、ゲームソフトは乱発されるはのドラゴンバレードです。次男ははまりまくって、どこが違うのか首を傾げたくなるPS2ソフトを3つとも買って喜んでいました。

最初のコンセプトは四散した大事な7つのドラゴンボールを探しながら格闘家として成長していく男の子、というものでしたが人気上昇によりやめられなくなったのか、だんだん登場人物が増え続け宇宙規模の荒唐無稽なストリートファイターと化した感がありますよね。格闘するためだけにストーリーが進んでいるようで、野菜の英語を覚えるのには役に立っているようではありますが・・・・さぁ、あざみ野棒屋としては、これにどう切り込んできますか?

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