2008年1月9日水曜日

かにかにかにか part2

たらばがに君はKingclubと言われていていますが、鱈の漁場で捕れるので「鱈場蟹」というそうです。実際はヤドカリの仲間。

甲羅の真ん中にとげが6本あるのが目印なのですが、けっこう市場にはとげ4本のアブラガニが出回っていて、脚だけになってしまうと見分けはほとんど無理といわれています。札幌のお土産に買おうとしたら、お店の人に脚だけのはほとんどアブラガニだから気をつけな、といわれたことがあります。でも、味はほとんどかわらないといわれていますので、どっちでもいいじゃないか、と思ってしまうわけです。

それにしても、脚の部分には、ちゃんといろいろな名前がついているんですね。爪は1尾から一つしかとれない貴重品です。甲羅に近い部分が肩肉、続いて棒肉、ラッキョ、ナンバンとなりそれぞれの間に節肉がはさまっているんですね。

昔も今も高級食材の代名詞の一つであることに違いはありません。こどもの頃はカニ缶とえばタラバガニ、カニ缶を食べるのは最高の幸せと思っていました。カニピラフなんてものは泣いて喜ぶメニューだったと思います。今はボイルした冷凍物が脚4本セットで2000円~3000円でスーパーで手に入ります。生のままの冷凍は倍くらいの値段がしますよね。

甲羅に近い側は肉が長くてしっかりしているので、やはりそのまま食べるのが一番ですよね。弾力があって甘みな肉は最高です。端っこはスープやチャーハンなどの調理向け。本日は昨日の残りでカニチャーハン・レタス入りにしました。大皿にもって写真を撮る前に、がぁーっとたかられてしまい、気がついた時は半分以上が消えていました。

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