2008年12月18日木曜日

亜沙郎のDr.M訪問

本日はあざみ野棒屋先生と一緒に、Dr.Mのクリニック見学をしてまいりました。忙しいところで少ない休み時間をさいていただいてありがとうございました。また、噂のDr.Fとも対面させていただきました。いつもブログから、Dr.Mとの信頼関係の深さは読み取れていましたが、実際にお二人の絶妙なキャッチボールは、さすがに学生時代からの何でもわかっている間柄で、付入る隙がありません。

それから、何の手土産無しに押しかけて嫌な顔もせずに出迎えていただいた奥様、本当にありがとうございました。

それではDr.Mのクリニックのレポートを始めましょう。

Dr.Mのクリニックは、1日に200人の患者さんが来院する、地域で最も繁盛しているクリニックです。開業3年の自分としては、何とかその秘密を盗んで帰らなければ、という思いでお邪魔したのです。

まず、入って意外だったのは、それほど広くは無いということです。これは、逆にスタッフの目が全体に行き届きやすいというメリットがありそうです。うちは、広いのが自慢でしたが、確かに患者さんの流れが必ずしもいいとはいえません。

次に気がついたのは、アロマの漂う待合室。クリニックの特徴などを次々と掲示するテレビ。いろいろなパンフレット類、美容関連の販売品などがたくさん並べてあります。さらに、とても人工とは思えない水槽の中を泳ぐクラゲの飾り。レンタルで手間の掛からない熱帯魚の水槽。

つまり、待っている患者さんにとって、待っている時間に楽しむ、あるいは時間を無駄にしないための工夫がいろいろ凝らしてあるんですね。自分はシンプルがいいと思って、かなり飾りは簡素。でも、確かに患者さんにとってはつまらない空間になっているかもしれません。

診察室なども大勢の患者さんに対応するために、合理的に診療をする工夫がいろいろありました。一番は、書記がいることです。アメリカの医者や、日本では大学病院の偉い教授なら珍しくはありませんが、こういう診療と直接関係の無いことはコストがかかっても、それを回収する手段が日本の保険診療にはありません。

しかし、カルテを書きながらの診療というのは大変時間がかかる。ましてや、電子カルテになってからますます診療時間を圧迫しているのです。書記がいるというのは、最も確実な解決策の一つでしょう。さて、そのような通常の診療スペースの奥に秘密の扉、Dr.Mのクリニックのある意味心臓部に通じるドアがあります。ここからは 「きれいなママでいる」ためのメディカルエステ、Salon M'sです。

もともと自宅スペースであったところを改装したそうですが、そこが「エステ」のちょっと怪しげな雰囲気を払拭している理由でしょうか。2階にあがると、またもやゆったりとしてくつろぎの空間が用意してあります。

美容のためのさまざまな機器についてはDr.Mのブログで紹介しているので、素人の自分が口を挟む余地はありませんが、とにかくいろいろあり過ぎて設備投資を回収するだけでも大変そうです。やはり、好きでないとできないことですね。

というわけで、是非受診したいという方、「きれいなママでいたい」方、「元気なパパでいたい」方オフィシャル・ホームページの方をご覧ください。