初めて「コーヒー」なるものを口にしたのは、小学校の給食で出てきたコーヒー牛乳ではないかと思います。
その次は、ライネス・コーヒーキャンディ。CMソングは誰でも知っていました。♪本場のコーヒーの味、ラララ、ライオネス・コーヒーキャンディ、キャンディ!
でもって、父親がコーヒー好きだったのであります。アルコールランプでことこととたてるサイホンがあって、嬉しそうに作っては飲んでいました。
そのうちペーパードリップになってしまいましが、一回だしたあとの出し殻でさらに「アメリカンだぁ」と言いながら、2杯目を飲んでいたんですよね。薄けりゃいいってもんじゃないわけですが、とにかく好きだったのはまちがいありません。
おかげで、コーヒー好きが移ってしまいました。大学で2週間の期末試験期間にイトーヨーカドーのインスタントで400gを消費していました。豆を挽いて飲むのには憧れますが、あんまりしょっちゅう飲むのでめんどくさい。
モンカフェみたいなのは、一度に大量に作るには豆が少ない。けっきょく、ペーパードリップが一番いいわけです。
豆は、キリマンだぁ、モカだぁ、いやコスタリカ、やっぱりブルマンなどといっても、そんなに違いがわかるわけではないので、実際のところコロンビア主体のブレンドで十分に満足なのです。朝は最低2杯、昼に1杯、夜も以前は必ず飲んでいましたね。
開業してお金がなくなったので、それ以来インスタントが復活しました。改めてインスタントを飲んでみると、これもなかなかバカにできません。
ネスカェのスプレー式のレギュラーもわりといけます。フリーズドライ式のゴールドブレンドは基本。ブレンディは粉っぽい。でも、一番のお気に入りはマキシムです。これは美味しい。もう、あまりこだわりはなくなったので、これでいいかなぁと思ってしまいます。
どんな形でもコーヒーを飲むときはブラック。これは、大学に入ったときからです。大学に入って最初のオリエンテーションで、当時の医学部長先生の話がありました。医者になるのだから、健康のために砂糖の取りすぎはやめましょうみたいな話があったんです。
それまでは、コーヒーといえば、砂糖とミルクはつき物だと思っていました。じゃあ試してみようということで、ブラックに挑戦した所、これがOKだったわけです。ついでに紅茶もストレートにしてみると、何もいれなくても美味しいことに気がつきました。
コーヒーはブラックに限ります。インスタントならマキシム。これで、生きていけます。