平成20年ももうじき終了です。激動の昭和が終わったのは、もう二昔も前のこと。昭和に生まれ育ち、昭和に医者になったものとしては、自分の時代が次第に過去のものになっていくような気がします。
人生50年とか、60年とか言っていたわけですから、昔だったらそろそろ自分の人生も終わりのはずですが、平成の現代ではまだまだ。後少なくとも10年間はがむしゃらに働かなくてはいけません。
40才を過ぎたときには、自分の人生の少なくとも半分は終わり、それまでに経験したり吸収した事以上のものはもう得られないと思っていました。でも、それは間違い。
それまでに得たことをいかして、母校を退職して「転職」し、そしてついにクリニックの開業というふうに、この10年間の方がドラマティックでした。
30才代までと違うのは、うーん・・・本を読むことが少なくなったことですね。これは、実は老眼が関係あるんです。40才過ぎたころから、寝転んで文庫を読んでいて気がついたんですけどね。どうも文字が読みにくい。本を離してみたら、おやっ、読めるじゃん。
そんなわけで、本を読む大事な時間は減ってしまいました(単なる言い訳か・・・)。その分、インターネットの普及で、手軽にいろいろな文章を読むことが増えました。雑誌は買わなくなりましたよね。この数年はクラシック再発見。
いろいろ考えると、40才代は楽しかったですよ。さて、いよいよ50才代に突入したんですけどね。ちょっと、大人としての艶みたいなものが出てきましたかね。自分は、年齢相応を見られるといいと思います。若すぎても、老けてもつまらない。
まぁ、がんばりますよ、50才!!
Viva Viva Fifty!!
クリニックは、今日の大晦日は午前中だけやります。受付はかーちゃん、リハビリ室は長女。いろいろな細かい雑用が次男。長男は大学受験生なので仕事は免除です。
おい、ちゃんと、勉強してろよ!!