さぁて、今年もいよいよあとわずか。急激な景気の後退で、激動の2008年でしたが、今日はちょっと楽しくないことは忘れて、今年のGood Newsを集めてみました。年末のあわただしい時ですが、ちょっと、一息をついていただきたいと思います。
では1月から始めましょう。1月は中国毒入り餃子事件でいきなり社会が暗くなりましたが、その一方で医療業界的にGood Newsがありました。薬害C型肝炎被害者救済法が成立 したことです。まぁ、いろいろ議論の余地は残しているのかもしれませんが、少なくとも患者さんを救済する道の一つが整備されたことは間違いありません。
2月は、なんといってもニシコリ君登場です。男子テニスのデルレービーチ国際選手権のシングルス決勝で、世界ランキング244位の錦織圭が第1シードを破って優勝しました。これは、自分もテニスをやっていた立場から考えても快挙といえます。
3月も続いてスポーツの話題ですが、浅田真央が世界フィギアで優勝。最近は調子が安定せず、やや不安を抱えていますが、来年の世界フィギアへの出場も決定して、さらにがんばってもらいたいと思います。
さて、4月です。新年度・新学期を迎えて多くの人が新しい希望に目を輝かせたことと思います。我が家でも新大学生が誕生したことが、大きなニュースになりました。世間的には、後期高齢者医療制度がはじまったというのが問題でしたが、白川日銀総裁が就任したことがGood Newsであったと思います。そもそも、日銀総裁を空席にしていたことはどんな理由があったにせよ、政府の責任は重大でしょう。
5月になると原油の値上がりがはじまり、中国四川省大地震がありました。一方、ベテランのがんばりが話題になりました。テニスでは伊達公子の復活。75才の三浦雄一郎のエベレスト登頂が記憶に残ります。
6月は秋葉原通り魔が最もショッキングでしたが、世界を見ると熾烈な大統領候補者争いをしていたアメリカ民主党のオバマさんとヒラリーさんの対決が決着。黒人初の大統領候補はCHANGEを合い言葉に、世界にブームを巻き起こしました。
7月は洞爺湖サミット。STOP THE 地球温暖化。これからの世界はどうなっていくんでしょうか。
8月は何と言っても北京オリンピック。柔ちゃんのような番狂わせや、女子マラソンのようなぱっとしない結果もありましたけど、それを忘れさせる選手団の活躍は、いろいろな暗い気持ちを吹き飛ばしてくれましたよね。
9月からしだいにアメリカ発の世界経済の不安が急速に取りざたされるようになって、本当に暗いニュースばかりになってきましたね。
しょうがないので、急いで10月に行きましょう。ここはいいですよ。ズバリ、ノーベル賞です。日本人大量当選。ただ、最近は理科離れが言われ、学力も低下気味の日本人といわれていますから、今後後を継いでいく研究者は日本から登場するんでしょうか。
11月はアメリカ大統領選挙が行われ、オバマ氏が初の黒人大統領として当選。アメリカの変革を期待する強い意志が見えました。ついでに小浜市や似ているタレントまでもブームになりましたね。
12月もあまりいいニュースはありませんね。強いて言えば、夏場に180円を超えたガソリンの値段が半分近くまで値下がりしたことでしょうか・・・でも、これって本当は悪いニュースなのかもしれませんよね。
まぁ、駆け足で今年のGood Newsを探してみましたが、あまりぱっとしませんでしたね。とにかく来年に期待をつなぐことだけは、政府にしてもらいたかったですよ。
もう、どうなるの、2009年!!