2010年9月11日土曜日

読書の秋

こんばんわ、亜砂郎です。
今日はまた暑さが残って、けっこう日中は汗がでるような感じでした。

秋と言えば・・・読書です。残念ながら、最近はなかなかゆっくりと本を読むという時間がない。趣味は読書というのは、趣味がありませんと言っているようなところがありますが、実際読書は嫌いではありません。

最初は小学生・・・当然、読書といっても、それはほとんど漫画。巨人の星、あしたのジョーを頂点とする時代だったわけです。漫画を読むことは、同時に漢字を覚える大事な勉強でした。これは言い訳ではありませんよ。

本当に読書しまくったのは高校生のとき。とは、言っても純文学は当然苦手ですから。この頃ブームになったのが、横溝正史です。角川映画の第1回作品の「犬神家の一族」で火がついたブームでしたが、見事にはまりました。

角川文庫横溝作品約100冊を読破しましたが、これを皮切りに江戸川乱歩全集に突き進み、これからいわゆる耽美派という谷崎潤一郎までいったものでした。

大学では、医学部というところではなかなか医学以外の他のことに余裕はありません。まして、本格的に運動部をやっていると、読書まではとても手がのびるものではありません。

医者になって最初の10年間も同じ状況です。それから、やっとちょっと余裕が出てきてきたのですが、ここからはフィクションよりもノンフィクションが面白くなってきました。一番は古代エジプト物

40歳を過ぎたときには、自分の寿命を考えると、今まで読んだ量の本よりも読むことはできないと思うと、なんとなく寂しい感じかしたのです。でも、若いときと今では感性がやはり違うわけで、大人としての読書は新しい魅力があるものだと気がつきました。

今ではクラシック音楽物とか、美術書とかが中心ではありますが、とにかく読書は自分の精神世界を豊かにすることは間違いないわけです。まだまだ気持ちを膨らましていきたいものだと思います。