こんばんは、亜沙郎です。
今日は朝から本降りの雨で、気温も上がりませんでしたが、その割には湿気が多く、何とも過ごしにくい1日でした。からっと晴れて「天高く馬肥ゆる」には、まだまだ時間がかかりそうですね。
それにしても、昔から行楽の秋と言いますが、これはもうほとんど旅行会社の作戦なんでしょうか。だいたい8月に夏休みがあって、こどもは学校が始まっています。大人もそうそう仕事を休んでいられないでしょう。
それでも、比較的祝祭日も多く連休になりやすい季節ということで、近場の旅行には向いているかもしれませんね。そんなちょっとした秋の連休には、以前はキャンプにちょこちょこ行ったものです。
10月の始めに箱根に行ったときは参りました。まだ、残暑の一番おしりが多少見えているような気候だったのですが、山を上がると大違い。まず、いきなり到着とともに強風と大粒の雨で、まるで台風のようでした。
なんとかテントを設営したものの、風が唸りを立てて吹いているので、なかなか落ち着けたものではありません。外で料理をするわけにもいかず、とりあえず火を使わない食事をテントの中で食べて夕食はおしまい。
こうなると後は寝るしかありません。ところが今度はひょうが降ってきて、テントにドコンドコンと当たるので気が気でない。さらにどうもテントのどこかが破れたのか、浸水してきたのです。もう冷えるなんてものではありません。冷たすぎて体を動かせない。
そんなわけで、翌朝さっさと撤去して帰ってきたのでした。自宅で入るお風呂は、まさに天国というわけでしたが、今となっては楽しい行楽の思い出といったところでしょうか。