2010年9月18日土曜日

食欲の秋

こんばんは、亜沙郎です。
午前中は比較的湿度も少なく秋っぽい気候でしたが、午後からはまた夏がぶり返したようでしたね。三連休ということで、あちこちに出かける方も多いことと思いますが、寒暖の差が激しくなってきた感じですので、体調にはくれぐれもお気をつけください。

昨日から今日にかけては、この後連休が入る関係でしょうか、いつになくクリニックは患者さんが多く、正直言ってけっこうへばりました。患者さんが来てくれてなんぼの商売ですから文句を言ってはいけないのですが、さすがにずっと患者さんの待ちが切れないと精神的・肉体的に疲労感が貯まっていくのは年のせいでしょうか。

さて、いよいよ秋と言えば・・・やはりこれでしょう。食欲の秋。気候が良くなって、いろいろと食べ物も美味しくなって、食欲はどんどんふくらむのです。

これは人間の動物としての本能が関係しているかもしれません。冬には食べ物が少なくなるので、秋のうちにできるだけエネルギーを蓄えたいと考えるのは熊と一緒かもしれません。

自分はいわゆるグルメというものにはほど遠く、正直言って正装してフルコースなんてものにはほとんど価値を見いだせないのです。それより、のんびり食べたいものを好きなだけ食べれる居酒屋の方が性に合っている。

日本人だけでなく先進国のほとんどが、この数十年の間に総グルメ化したかのように、巷には美味があふれるようになりました。飽食の時代とも言われ、食べ残しの残飯の量も凄いことになっていると言われています。

自分のこどもの頃には、お米は「一粒一粒に神様が宿っている」ものであって、「お百姓さんが大変な思いをして作っている」ものだから、残さずちゃんと食べるようにと親から教わりました。

お茶碗に残ったお米を一粒残さず箸でつまんで食べることは、「けち」でもなければ「貧乏」でもなく大切なことだと思います。生きていく上で食事というのは最も大切なものですから、食べ物に対して感謝の気持ちを忘れないようにしたいと思うわけです。

でも、そうは言ってもどうしても食べたくないものがあることも・・・申し訳ありません。例えばトマトは自分からわざわざ食べようとは思いませんが、出されればあきらめて食べています。しかし、この世の破滅の時だとしても食べたくないものの筆頭が納豆。う~ん、これだけは勘弁して欲しい。

とにかく、これ以上体重が増えるようでは困るので、食欲はほどほどにセーブしたいと思っています。とにかく健康が一番なのでした。