2018年6月17日日曜日

レンズ沼2018 (12) まだまだ続く


デジタル一眼レフカメラのレンズ選び・・・今月は、ひたすらこのテーマを書いていますが、もう、あっちへウロウロ、こっちへウロウロ。あれがいいと書いたかと思うと、やっぱりこっちみたいで、どこまで行っても結論が出ない。

だからこその「レンズ沼」なのですが、カメラ本体を含めて、一番大事なのは何を撮りたいのかということ。そして、撮った写真をどのように使いたいのかです。

行った場所で、あー、写真を撮っておこうと思うのか、写真を撮りに出かけようと思うのかの違いはデカい。何気にせっかくだから写真を撮っておきたいというのなら、はっきり言って、今どきのスマートホンのカメラで十分。

そもそも、そういう写真って、ほぼ撮りっぱなしですよね。たぶん、撮ったスマホ本体の中で見ておしまい。SNSに上げたとしても、スマホの画面で見ることを考えれば、デジタル画像としてのスペックは、ファイルサイズで1MBもいらない。

写真を撮りに出かけようと思うのなら、少しでも美しい、感動できる、他人に見せる、繰り返し見返したくなるようなものにしたい。スマホ、PCで鑑賞し、細部まできっちり見たい。SNS、ブログに利用したい。写真用紙に印刷してどこかに飾りたい。場合によっては、コンテストに参加したいなんていう利用方法も出てくるかもしれません。

もう何度も繰り返していることなので、またかと思われることなんですが、写真に対する自分の立ち位置は、けっこうはっきりしている。

基本的に、わざわざ写真を撮るために休日にどこかへ出かけていくことはほとんどない。あっても、近場で、そんなに絶景と呼べる場所には行くことはありません。どちらかというと、お散歩カメラという感じ。

ただし、一番の目的はこのブログで使用する写真を撮ることで、他人が見て、少しはいいなと思ってもらえそうなものにはしたい。少なくとも、印刷して飾ることまでは考えてはいません。ただし、趣味は深く掘り下げたい性分なので、できるだけハイスペックな写真にはしたいという気持ちはあります。

もっとも、このどっちつかず的なところが、いろいろと悩み続ける最大の理由なんでしょうけどね。プロではないけど、ハイ・アマチュアは目指したい。でも、かけれる時間はあまり無いので、できることは限定的で、いつまでたっても初心者と変わらない。

プロフェッショナルというのは、基本的に最高の性能の道具を使って最高の結果を残すべき立場にいるのですが、同時にそのためにかかる費用が見合っていて、利益として還元できることも必要です。

それに対してアマチュアの場合は、最低から最高までの道具の中からどれを使ってもよく、その結果に対する責任はありません。当然、利益が生まれる必要もない。だから、「レンズ沼」なんてものが出てくるわけです。