写真を白黒にすると日常の何でもない光景が、急にアートっぽくなる・・・というのは、勘違いなんですが、でも、勘違いしたくなるところがあります。
ただの廃車が置いてあるだけの場所の写真なんですが、色彩があると、妙に生々しい感じがしますが、白黒にしてしまうと、捨てられゴミと化した文明の利器の哀しい末路みたいな・・・
無機質な鉄くずみたなものなので、あえてコントラストは強めにして、白黒の差を多めにしてみました。シャープな感じで、ディテールはよりはっきりしたと思います。
タイトルは「Scrap (廃車)」です。街撮りスナップアートらしい・・・いや、やはり、勘違いだな。