f/4 1/400sec ISO-100 120mm
車のヘッドライトというのは、けっこうインスタ映え、いやフォトジェニックな被写体でして、びしっと決まるとかなりかっこいい。
前回は赤のフェラーリ。これは現像処理でコントラストを落として、わざとメタリック感を減らしてみたんですが、ちょっと見るとガンダムにでも出てくるモビルスーツのドアップのようになりました。
今回は白のフェラーリです。前とは逆に、コントラストをシャープにくっきりさせてみたら、立体感が強調されました。
なだらかに湾曲するボディのラインがよくわかり、ランプもきりりと引き締まった感じがなかなかいい感じです。
こういうところは、いわゆる写真の「質感 (detail)」ということなんですが、いじりすぎて「嘘」になってしまうと、絵画に近くなってしまい、そのままを記録する写真の特性がなくなってしまいます。
あくまでも、強弱をつける範囲にとどめるべき処理だと思います。