ちょっと前に鯛めしのレシピを探していたら、宇和島風という鯛めしを発見。何と、炊き込みご飯ではなく、漬け丼なんです。
これがとっても美味しそうで、是非、試してみたくなりました。ただ、真鯛の刺身用のさくだと、けっこう値が張るので、どうしようとスーパーの鮮魚売り場をみていたら、一見鯛と似たような白身魚のさくが売られていました。
ボラです。ボラというと、昔は馴染みのある魚だったようですが、近海魚のボラは海洋汚染で臭みのある魚として敬遠されるようになったらしい。でも、今は環境に対する意識が高まり、ボラも再び食用魚として注目されているようです。
鯛なら1000円しそうな大きさが、ボラなら半分以下の値段ですし、外見も似ているのでそうそう違うことにならないだろうと、勝手に想像してチョイスしてみました。
作り方は宇和島風鯛めしの鯛をボラに替えただけ。ボラを5mm程度の厚みで斜めにスライス。これをたれに1時間ほど漬け込みます。
たれは、醤油、みりん、酒少々、液体あごだし少々。そしてポイントは、これに卵黄を混ぜるというところ。とてもまろやかな味になります。
丼の場合は、白米の上に大葉をひいて魚を並べますが、今回はお米はなしです。漬け込んだら、一切れずつ大葉でくるんで皿に並べて完成。
ボラは臭みもなく、食感は鯛に似ていました。もちろん、鯛の独特の味はしないわけで、ボラの特徴的な味はちょっとはっきりしませんでした。それでも、卵黄を入れた漬け汁が浸みて、大葉の香りをまとって大変美味でした。
丼の場合は、白米の上に大葉をひいて魚を並べますが、今回はお米はなしです。漬け込んだら、一切れずつ大葉でくるんで皿に並べて完成。
ボラは臭みもなく、食感は鯛に似ていました。もちろん、鯛の独特の味はしないわけで、ボラの特徴的な味はちょっとはっきりしませんでした。それでも、卵黄を入れた漬け汁が浸みて、大葉の香りをまとって大変美味でした。